生きてるものは何でも食べれちゃう?って勘違いしますよね。
海に行くと色んな生き物との出会いがあります。
陸と違い普段水の中に居るので見ようとしないと見ることが出来ない世界。
しかも私達のように肺呼吸ではない生物が多い。
現代では海を刺し身が泳いでいると勘違いをしているお子さんも
いらっしゃるようですが私の幼少期は素材そのものとして見る機会のほうが
多かったので食材と言うより生物や植物として触れる機会のほうが多かったです。
海水から近くに生息しているわかめ。
砂場の海だと陸に上がったものしか見ることが無いかもしれないですが
岩場の多い日本海などは近くから見ることが出来る「海藻類」
陸では雑草のような存在。
わかめは普段茶色い色をしていて美味しそうには見えないのですが、
熱湯をかけると凄く透き通るような緑色に変わります。
とても不思議ですよね。
食材には、このように調理と言う工程が入ることで生物や植物が
食材に変化する過程を目の当たりにすることが出来ます。
これって理科の実験と同じようなものですが、
理科の中でも「科学・化学」ですよね。
食材には色々な成分が含まれ、調理という技法を使うことにより
化学反応を起こし料理へと変化させていくんですね。
これって本当に不思議な世界だと思います。
眼に見えない所で変化を及ぼし見えるようになるのですから。
探究心の多せいな私はこの部分にとっても興味を示しのめり込んだわけです。
ここから料理の研究が辞められなくなりました。
参考書を見てもやってみないと納得出来ない。
食べてみないと腑に落ちない。
このように生まれた時から食にたして反応するようにプログラムされていたのかも
しれないですね。
そうそう、海でオコゼに刺され大変な目にあったことがあります。
何も知らずに海に潜り海底で直立しようと試みた時に踏んでしまって
怒らせてしまったんですよね。
自分で食材発掘の行動をする時には危険もつきものかもしれないですね。